【TENET テネット】僕が分からなかったところをただ書くブログ

みなさんはもう「TENET テネット」は観ましたか?

2021年1月8日(金)から遂にDVDが発売されるようで、

また観たいなとウキウキしている今日この頃です。

 

最初の記事を何について書こうかなと考えていたのですが、

「最近1番ワクワクしたことは何だろう。。」と考えた結果、

「TENET テネット」についての記事を書こうと決めました!!

 

もちろん好みは人それぞれだと思うのですが、

ここまで衝撃が大きかった作品は久しぶりでした。

何が衝撃だったかというと、『分からな過ぎた』ことです。笑

 

なのに何でこんなにこの作品のことが好きになったかというと、

以下のような経緯になります。

【好きになるまでの経緯】

・予告観る

・時間に関する特殊能力を持ったスパイ映画とかかな?

・あまり好きなタイプじゃないけど、ノーラン監督だしちょっと興味を持つ

・映画館で観る

・ほとんど意味が分からず、嫌いな作品にランクインしそうになる

・ネットで分からなかったところを調べる

・開いた口が閉まらなくなる(好きになる)

 

といった感じになります。

映画を見終わった直後は、

英語のビジネス会議に参加させられた後みたいにポカーンって感じでしたが、

少しずつ理解できるようになって、

アイシールド21のルートが見えてくるようにどんどん道筋がはっきり見えてきました。

そして「TENET テネット」を好きになりました。

※例えが分かりづらくてすみません。。

 

今回の記事ではタイトルの通り、

『僕の分からなかったところをただ書く』記事にしたいと思います。

基本あらすじに触れたりネタバレはせずに書くつもりですが、

「このシーンで出てきたこのセリフ」くらいは書こうと思いますのでご了承ください。

この記事を読んで、少しでも「TENET テネット」が好きな人、興味を持つ人が増えてくれると嬉しいです!

 

【分からなかったこと】その①「エントロピー

めちゃくちゃ理系っぽい単語が作中に当然のように出てきます。

分からな過ぎて登場人物の名前かと思ってました。。

どうやらこれは「乱雑さ」を示す指標のようです。

カフェオレを想像してもらって、

「コーヒーだけの状態=乱雑さが小さい=エントロピーが小さい」

そこにミルクを入れると

「徐々にミルクが混ざってくる=乱雑さが大きくなる=エントロピーが大きい」

といった感じのイメージのようです。

 

【分からなかったこと】その②「エントロピー増大則」 

作中では、時間の逆行を「エントロピー増大則」という法則に絡めて表現されていました。

エントロピー増大則とは、

時間と共に乱雑さは増し、元の状態に戻る確率が低下すること」らしいです。

時間が経過するにつれてどんどん混ざっていくカフェオレ(コーヒーとミルク)を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。

 

【分からなかったこと】その③「エントロピーの減少」 

そして「エントロピーの減少」 とは、

つまりカフェオレが徐々にコーヒーとミルクに分離する=時間が逆行している

といったことが表現されているようです。

 

【分からなかったこと】その④「マクスウェルの悪魔」 

エントロピーの減少について調べていると出てきた言葉です。

これは思考実験の名前のようで、物理学者のマクスウェルさんが提唱したそうです。

思考実験すら分からなくて調べたのですが、

思考実験とは簡単に言うと「頭の中で想像して行う架空の実験」のことです。

 

この思考実験の内容は、

仮に「カフェオレの中に分子の動きを操作できるモノ(悪魔)」がいれば、

「コーヒーとミルクの分子を移動できる=エントロピーの減少=時間の逆行」

になるのでは?といった内容のようです。

 

ちなみにこの「マクスウェルの悪魔」という言葉は作中に登場しませんが、

「思考実験を表したメモ書き」は作中にも登場するようで、

「主人公が研究所のようなところで逆行弾を打つ時の背景にあるホワイトボード」

にそのメモ書きが記載されているようです。

 

さらにちなみにこの映画では、物理学的な要素が多く含まれることもあり、

映画の撮影に物理学者の方もジョインしています。

このホワイトボードのメモ書きも今回撮影に参加した物理学者さんが書いたそうで、

その物理学者さんとは、2017年にノーベル物理学賞を受賞したキップソーンさん。

 

「映画撮影に物理学者さんがジョインしてるの!?」って衝撃もありましたが、

この人たちのおかげて映画を理解して紐解いていく楽しさを感じれているんだなと感じます。

 

【分からなかったこと】その⑤「対衝突した時のエネルギー」 

作中、対衝突という言葉が出てきます。

このエネルギーを俳優さんの体重とかから算出すると、

「広島原爆27万個分のエネルギー」らしいです。

それならもっと慎重に行動しろよって感じですが、

それもまた映画の面白いところですよね☺️

※映画を見てない人は対衝突解らないですよね、、ごめんなさい。。

 

【分からなかったこと】その⑥「SATOR式」 

これは調べている時に知ったことですが、

「SATOR式」というものがあって、これはラテン語の回文のようです。

回文は「しんぶんし」「トマト」みたいな逆から読んでも同じ文字列になる言葉のことです。

(知らなかった)

ここで出てきたSATOR式とは、この回文を並べているもので、

下のように縦横を逆に読んでも同じ5つの言葉が浮かぶ見たいです。

SATOR:セイター

AREPO:アレポ

TENET:テネット

OPERA:オペラ

ROTAS:ロータス

※映画を観た人は、「あ、この言葉は、、」ってなりますよね笑

 

【分からなかったこと】その⑦「IMAX」 

最後はこの映画を検索すると必ずといってもいいほど出てくるこの単語について。

映画は好きだったので、よく聞いたことはあったのですが、

「画質が綺麗なのかな?」くらいに考えていました。

結論を先に言うと、「綺麗な画質で撮影できるカメラ」のことのようです。

 

僕の理解だと、「カメラのフィルムが通常よりかなり大きい作り」になっていて、

フィルムに取り込める情報が大きいから、だと思っています。

 

そして特徴としてもう一つ、

フィルムのサイズがより正方形に近い形状をしているそうです。

多くの映画って映像が横長のイメージがありませんか?

それがもっと縦にも面積が広いってイメージのようです。

 

なので、IMAX映画を楽しむには専用のシアターが必要なようで、

そこではIMAXサイズの画角を楽しめるスクリーンを楽しめるそうです。

(いつか行ってみたいです。。)

 

ちなみに今回のTENET、

IMAXカメラのフィルム代だけで何億円と掛かっているそうです。。

ノーラン監督の気合を感じますね!

尚更IMAXスクリーンで見ればよかった。。

 

【最後に】

 長々と書いてしまってすみません、、

最後まで読んでいただきありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?

 

最初だったので少し気合を入れて書いてしまいましたが、

少しでもTENETに興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです。

 

今後も自分がワクワクすることを中心にブログを更新していこうと思いますので、

引き続き、何卒よろしくお願い致します!